〔問〕
薬物の血漿たん白結合に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a フェニトインの抗けいれん作用の強さは、血漿中の非結合形薬物濃度より
も、血漿たん白非結合率に依存する。
b 肝疾患時には、血漿たん白結合率や分布容積が変化することがある。
c 血漿たん白結合率が高い薬物は、結合率が低い薬物と比較すると、組織結合
率が同じ場合には、分布容積は大である。
d 肝臓において、血流律速で消失する薬物の場合、その血漿たん白結合を阻害
する薬物を併用しても、血漿たん白非結合率の増加の割合ほどは肝クリアラ
ンスは増加しない。
1 (a、b) 2
(a、c) 3 (a、d)
4 (b、c) 5
(b、d) 6 (c、d)
(83回)
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