■ 薬の再調剤の場合
はじめに
慢性疾患の場合にはクスリの再調剤があります。
再調剤の場合、SHOW AND TELLという簡素化された
テクニックよにって、クスリを正しく服用しているかの確認、
望ましくない副作用についてのモニターを行うことが出来ます。
SHOW AND TELL
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@クスリの服用に問題がない場合
患者が薬を正しくしようしているかを確認しましょう。
はじめにこの患者はどういう風に見えましたか?
?
いそいでいて少し興奮気味だった。
薬剤師はどのような対応をしましたか?
?
受身ではなく積極的に状況に対応していた。
それによって状況はどうなりましたか?
?
障害が軽減された。
このように、薬剤師がSHOW AND TELLを使い受身ではなく状況に対応
したことでコミュニケーションに対応する壁を減らすことができました。
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Aクスリの服用に問題がある場合
SHOW AND TELLによって問題が見つかりましたね。
薬剤師はこの問題を解決しなくてはなりません。
そのための説明を見てみましょう。
問題点を見つけ、正しい服用方法を説明しました。
最後にもう一度やってもらいましょう。
これは薬剤師が言い忘れていないか、また患者が理解できて
いるか確認するために行ないます。
SHOW AND TELLにより見つかった問題を改善するための説明を見てきました。
これによって患者さんが理解していることだけでなく、
患者さんがどのように服薬しているかも分かりましたね。
この例のように、患者さんに自分がやっていることをさせてみるということは
究極の開放型質問と言えます。
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