薬剤管理指導記録簿の記録方法
  病棟業務で大切なことは、医師、薬剤師、看護婦の間で
チーム医療を構築することです。
その基本となるのが患者情報の共有化で、
お互いの業務に関する記録が大変重要になってきます。

服薬説明(指導)は、医師と薬剤師が各々の立場に立って、
患者にとって大切な薬について説明しますから、
説明した内容をお互いによく知っておかなくてはいけません。
そのためには、誰が、何について、どのような情報を根拠に、
どう答えたかを記録して、明記する必要があります。

薬剤師の薬剤管理指導記録簿の記録方法としては、
診療録や看護記録に採用されているSOAP形式が繁用されています。
これは、アメリカの内科医 L. L. Weedが提唱した
POS ( Problem Oriented System ) による経過記録形式です。
 
 ■ SOAP形式による服薬指導記録内容

 ■ SOAP形式による服薬指導記録例