これと同様に重要なことは、患者が指示されたとおりに薬剤を服用することです。
薬剤を正しい時間に正しい方法で正しい量を服用する「服用薬剤の自己管理」は
慢性疾患患者や老人の患者にとって特に必要なことです。
近年、 DDS (Drug delivery System ) 製剤 が増えてきていますが、
DDS 製剤は一般に使用方法が難しく、十分な説明が必要です。
一般にコンプライアンスが悪く再入院する患者は、
疾病と薬の関連性や服薬の意義を前回の入院中に
十分に知らされていないケースがほとんどです。
従って、フローチャートに示すプロセスで、
服薬説明（指導）を行なうとよいでしょう。
