重要ポイント

血液内では、薬物は血漿タンパクとの結合の平衡を保っている。(すばやい可逆結合)




薬物と結合する血漿タンパクは、酸性薬物との親和性が高いアルブミンや塩基性薬物と親和性が高いα1−酸性糖タンパクが主である。

生体膜を通過できるのは・・・!?
非結合(遊離型)薬物→通過
結合型薬物→通過×


表でまとめると・・・
生体膜の通過 薬効発現
非結合型薬物
結合型薬物 × ×
薬理効果などは、非結合型薬物濃度に依存する