- 得られたろ液に結晶が難溶な溶媒を攪拌しながら少しずつ加える。
- 初めは殆ど濁らないが、やがて溶媒を加えたときに少し濁り攪拌すると透明になるように変化してくる。
- 更に溶媒を加えると懸濁液になり、結晶が析出し始める。
- 殆どの結晶が出尽くすまで溶媒を加える。
(懸濁液をしばらく静置後、上澄み液に溶媒を静かに垂らしたとき
溶液が濁らなければ終点)
- 必要に応じて冷却し結晶を十分に析出させる。
注意!---------------------------------------
- 溶媒をいっぺんに加えないこと。いっぺんに加えると不純物も一緒に析出することがある。
- 結晶が出尽くすまで溶媒を加えたり、冷却すると、場合によっては不純物が析出して
結晶の純度が落ちることもある。
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