光学異性

<R,S表示>
@不斉炭素原子に結合した4個の原子あるいは原子団に 順位則により優位順位をつけます。
A最低位の原子(原子団)を目より最も遠くになるように見て、のこりの3つの原子(原子団)を
順位の高いものから低いものへとたどります。
このまわり方が右回りであれば R、左回りであれば S と定めます。


2個以上の不斉炭素を含む化合物

<2個の不斉中心のもの>
1と2、3と4あh互いにキラルな関係。
1と3、1と4、2と3、2と4は1個の不斉炭素原子の絶対配置
は同じだが 他方の不斉炭素原子の絶対配置は異なります。
このような関係をジアステレオマーといいます。

1 2 3 4



<2個の不斉炭素が同じ置換基をもつもの>

5と6はキラルな関係。
これらとジアステレオマー関係にある7、8だが、7は分子内に対対称面(上下重ねあわすことができる)が
あるので、7と8は全く同じ分子です。

5 6 7 8


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