脂環式炭化水素
アルカン、アルケン、アルキンは炭素・炭素結合が直鎖か枝分かれした
鎖式化合物でした。
これらの炭化水素から水素原子2個少なく、しかも炭素原子どうしが
結合して環状になった化合物を脂環式炭化水素といいます。
教科書 69ページ 第9章「脂環式炭化水素」に出てくる
主な化合物を
以下に示しています。
シクロプロパン | シクロブタン | シクロペンタン |
シクロヘキサン(いす型) | シクロヘキサン(舟型) | シクロヘプタン |
炭素数が多くなってくると、いろいろな構造をとるようになります。
(例)シクロヘキサン
シクロヘキサンは上で見たように、椅子型と舟型をとります。
下のアニメーション開始ボタンを押して、シクロヘキサンの舟型→椅子型→舟型への
構造の変化を見てみましょう。
また、アニメーション停止ボタンを押すとアニメが止まります。
適当なところでアニメを止めて、水素原子の結合の仕方に注目し、
教科書のアキシヤル結合、エクアトリアル結合を確認しましょう。