〔問〕
薬物の生体内移行に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 薬物が結合する血漿中たん白質は、主としてアルプミン及
び々1−酸性糖たん白質である。
a b c d
b 皮膚筋肉、脂肪などの組織では、組織単位重量当たりの
1 正 正 誤 誤
血流量が大きいため、一般に血液から組織への薬物移行性が
2 正 誤 正 誤
きい 。
3 誤 誤 正 正
c 脈絡叢は脳脊髄液を産生する部位であるが、脈絡叢にはβ−
4 誤 正 正 誤
ラクタム系抗生物質などの薬物を脳脊髄液から血液中へ排出
5 正 正 誤 正
する機構が存在する。
d 筋肉内及び皮下に注射した場合、分子量約5,000より大きい分子は血管内に、小さい分子
はリンパ管内に移行する傾向が強い。
(81回)
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