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NSAIDS
動脈管早期閉塞,新生児持続肺高血圧、胎児・新生児の
出血傾向、分娩遅延、妊婦の風邪の場合には、
アセトアミノフェンが安全
アミノグリコシド系抗生物質
非可逆性の第[脳神経障害
テトラサイクリン系抗生物質
胎児の歯や骨への色素沈着
クロラムフェニコール系抗生物質
新生児の血中クロラムフェニコール濃度が中毒量と
なるために惹起されるgray syndrome(灰白症候群:グルクロン酸
抱合が不十分なためチアノーゼや低体温症状)
サルファ剤
新生児の高ビリルビン血症、核黄疸
男性ホルモン製剤
女児の男性化
蛋白同化ステロイド剤
女児の男性化
バゾプレッシン
子宮収縮、水の貯留
抗甲状腺剤
胎児・新生児の甲状腺腫、甲状腺機能低下
副腎皮質ホルモン
口蓋裂、死産、胎児・新生児の副腎皮質機能不全
(母体が治療目的の場合は胎盤で代謝され易い
プレドニゾロンを用いる)
ベンゾジアゼピン系トランキライザー
新生児の筋緊張低下、嗜眠、黄疸など
アンジオテンシン
腎奇形、胎児の溶血性貧血を惹起するので禁忌
変換酵素阻害薬トリメタジオン
小頭症、心奇形などが30%の頻度で発生(禁忌)
フェニトイン
胎児ヒダントイン症(小頭症、顔面奇形)の可能性
バルプロ酸ナトリウム
二分脊椎、口蓋裂、先天性心疾患
β−遮断剤
新生児の徐脈、胎児の成長障害
(妊娠6ヶ月前はなるべく使用しない。降圧剤必要なら
メチルドパが安全)
ワルファリン
点状軟骨異栄養症などの奇形、出血による胎児死亡の報告あり
胎盤通過性のないヘパリンを使用。