妊婦への服薬説明(指導)
  妊婦への薬物治療は、薬物が胎盤を通過して胎児に影響を及ぼす
可能性があるから注意が必要です。

妊娠時の薬物療法のポイントとして、
器官形成期(妊娠4−15週)の投薬は例えOTC薬であっても極力避ける
ように指導します。どうしても服薬する必要のある場合は、
必要量を短期間投与、できるだけ単剤投与として、
危険性の低い、よく使用されている薬物を選択し、
新薬は原則として投与しないようにします。

薬剤を選択するときは...

たとえ下剤でも注意して...

このように、妊婦の薬物療法では留意点も多く、
薬剤師による薬剤の適正使用、服薬指導が特に必要です。

以下に、妊娠時の薬物療法で問題となる薬剤のリストを示します。