薬剤管理指導業務の変遷
 
1988年 入院調剤技術基本料スタート
     ベッド数300床以上、医薬情報室 ( DI室 )を持ち、
     専任薬剤師2名がDI 活動を行なっているという施設で
     医師、看護婦等への薬品情報提供、患者ごとの服薬説明(指導)、
     薬歴作成、注射薬のセットという業務に対して、
     入院患者1名当たり月1回100点を請求できるという制度がスタート

1994年 薬剤管理指導料への名称変更
     医科診療報酬表の「投薬の部」にあった入院調剤技術基本料は
     「指導管理の部」に移され「薬剤管理指導料」と
     名称変更がなされました。
     ベッド数の枠は撤廃され、常勤薬剤師2名以上、
     D I 室またはコーナー専任薬剤師1名と大幅に緩和され、
     最大で月600点を請求できるようになりました。

1998年 病院薬剤師の重要な職務の1つ
     この業務は、その後点数もアップして、1998年4月より、
     週一回に限り、480点が月2回算定可能となり、
     麻薬管理指導加算を加えると最大で月1060点にもなり、
     病院薬剤師の重要な職務の1つとなりました。