自分の薬を人にあげる


   少数の高齢者の中には、保管しておいた薬を、自分以外の患者に使わせている場合があります。副作用が出るだけではなく、死につながる可能性もないとは言えません。素人の目から見ていくら症状が似ていても、その薬が適しているかどうかはわからないこと、アレルギー等の副作用が出現する可能性があることを、患者に理解してもらう必要があります。

   もしも、このような患者がいたら・・・
「お薬は一人ひとりの病気の状態に合わせて出されています。これらの薬を他の人が飲むと、様々な副作用を起こして、とても危険な場合があります。ご自分の薬は、ご自分だけのものと考えて下さい。」
といった指導が必要です。